記念切手ビードロを吹く娘の買取額を無料で査定！
1955年(昭和30年)の切手趣味週間に発売された「ビードロを吹く娘」。
江戸後期の浮世絵師、喜多川歌磨〔きたがわ うたまろ〕の作品です。
発売当時は人気浮世絵師の切手とあって注目を集めました。
喜多川歌磨の「ビードロを吹く娘」
喜多川歌磨〔きたがわ うたまろ〕は喜多川派の祖となります。
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本姓、北川です。鳥山石燕を主従として、初めは豊章〔とよあき〕と名乗っていました。
美人画の分野でモデルの特徴を極端に強調した大首絵〔おおくびえ〕と言われる上半身像のスタイルを作り上げ、浮世絵の黄金時代をつくりました。「画本虫撰〔えほんむしえらみ〕」など狂歌絵本も多数制作しています。
このモデルはは、ポッピン（ビードロ）というガラスの玩具を吹いているところを描かれました。
嫁入り前の装束である振り袖を着ているので15歳以下の年齢ではないかと言われています。
また、ビードロを吹く娘と似た図柄としては、錦絵連作「婦人相学十躰〔ふじんそうがくじったい〕」「婦女十相十品〔ふじょにんそうじゅっぽん」などがあると言われています。
江戸時代に人気だった喜多川歌磨は現代においてもその人気は高くて、小説や映画、テレビドラマの主役としても取り上げられています。
最近では水谷豊さん主演で演じられた「だましゑ歌麿」が記憶に新しいところです。
